拘りのひと手間「本抜き」

今回ご紹介するのは生産工程における拘りのひと手間になります。
抜いたパーツどうしを張り合わせ、コバ塗りし縫製しても良いのですが、どうしてもコバ面に段差が生じます。なので張り合わせた状態で再度本抜きをする事によってコバ面が綺麗に揃います。
（※コバ面とは、横から見た厚みの部分の面です。）
今回のカードケースではアウトラインから2mm内側を本抜きしています。
下の写真がその抜きカスになります。
これだけ細い幅で抜くには長年の経験が必要になりますので、本抜きは省く工場が多いようです。
この後本体をコバ塗りし縫製する事によってより綺麗に仕上がります。
もちろんご予算によって安く製作したい場合には、本抜き無しでの生産も承ります。
仕上がりに拘りたいお客様も、安く製作したいお客様も是非アドマークにご相談下さい。